Nov 15, 2009

rain barrel 目隠しカバー

夫は、私から見るとかな~りの節約家. 私も結婚後かなり感化されました.

そんな中で、水の節約方法の1つとしてやっているのが Rain Barrel の設置.

Rain Barrel というのは、要は雨水を貯めておくための樽のようなもので、Gutter (とい)の先端に設置します. 

我が家には、現在 3つの rain barrel があるのですが、それぞれ 50-60 gallon ほどの雨水を貯めておくことができます.

でもね~ Rain Barrel 1つ $50-$60 するので、いつになったら $180 のもとをとるほど水道料金を節約できるのか~(汗)


ところで、この Rain Barrel 、大抵は業務用の olive もしくは Orange juice などを運ぶために使われていたものを再利用している場合がほとんど. なので、見た目はあまりきれいではありません… 色も茶色か黒が主です.

たしかにカモフラージュカラーではありますが、よく目につく 我が家の Driveway沿い( driveway = 一般車道から各家の車庫に通じる私設道) に設置したのが結構サイズも大きく、やっぱり目障り…(困)

そこで、この夏、ちょっくら 木製の Rain Barrel 目隠しカバーを作ってみました.

Before
After


Before
After




Rain Barrel 目隠しカバー (兼 Trellis )

難易度: 初級~中級
工具: Skill Saw (普通ののこぎりでも可)、ドリル、ハンマー、ステイン用刷毛

[材料] size : 24'' wide x 70'' tall (数 インチほど土に埋め込む).
Treated 2x2 (8' long) を 6本 Lath (束になったもの) を 1束 3'' long Nail hand staple 鋲 Latex wood ステイン





[作り方]

(1) まずサイズを決定します. 

Rain Barrel のサイズ、設置されている台の高さ、Rain Barrel の直径によってこれは変わって来ますが、我が家の場合は 各側面パネルが 24 x 70 になるように作りました.

個人的には、Rain Barrel の蓋部分、及び down spout (といの先端)が隠れる程度に、少し高めに作る方が見た目がいいような気がします.

尚、パネルの足元を 10''-12'' 地面に埋め込むことで固定させているので、実際の高さよりも 10''-12'' 高く作るようにしてくださいね.


(2) 次に、2x2 木材を以下の長さに切った後、24'' 2本と 70'' 2本を使って 長方形の枠を作ります. 木材の固定には 3' long nail を使いますが、事前に細いドリルで穴を開けてから nail をハンマーで打ち込むと楽です. ちなみに、屋外に設置するものなので、予算が許せば 錆びにくい galvanized nail を使うことをお薦めします.  

長さ 24'' --- 6 本
長さ 70'' --- 6 本

一度、以下のようにサイズがこれで OK かどうかをチェックした後、上記と同様にして、残り 2つのフレームも作ります.














(3) フレームが出来上がったら、Trellis を作るためにまず格子の横用に lath を 何本か 24'' 幅に切って、それを staple 鋲で等幅に打ち付けます(幅はお好みで). 我が家の場合は 1パネルにつき 14本使いました.

ちなみに、lath は Home Depot などで、束で $10-$15 くらいで売っています. これの代わりに、幅の狭い cedar などでももちろん作れますが、かなりお値段張ります… cedar で作った方が、雨にも強く長持ちするでしょうが、実際 wood stain をちゃんと塗れば、見た目もそう悪くないし、lath で十分ではないかと個人的には思ってます…(汗)

Staple Gun などがあれば、この作業がかなり楽になりますが、私は lath に使えるようなタイプを持っていなかったので、ハンマーで staple 鋲をひたすら打ち付けました.










(4) 格子の縦用に lath を 48'' にカットします. こちらも幅はお好みですが、我が家のは 1パネルにつき 5本使いました.

パネルをひっくりかえし、縦用の lath 1本につき数ヶ所づつ、横 lathと交わる部分に staple 鋲を打ち付けて固定します. この時、どうしても 地面と lath の間に幅ができて、ハンマーで打ちにくくなりますので、横 lath と 縦 lath が交わっている部分の下に、手持ちの余っている小さい木材 (2x4 や 4x4) を敷くと良いですよ.


(5) あとは、stain を塗るだけなんですが、これが結構時間がかかります. 格子のでこぼこをきれいに埋めなきゃいけないからかな?

 一応雨にも濡れるので、内側、外側両方とも 2-3 coat づつ塗りました.
 1 coat 塗ったら、しっかり乾かしてから 2 coat 目を塗った方がいいですが、缶に書いてあるように長時間待たなくても大丈夫じゃないかと個人的には思います.

  oil 製のステインでもOKですが、臭いがきついのと、Latex の方が経験上長持ちするような気がしたので、我が家は Latex 製を使いました. latex なら刷毛も水洗いできますし. 

 尚ステインのメーカーは問いませんが、量としてはおそらく 1 quart 缶を買うのが無難だと思います. 














(6) ステインが乾いたら、3パネルの足部分を地面に埋め込み、全てのパネルの高さをうまく合わせてから、3'' long screw で3ヶ所づつとめたらできあがり〜

 最初は 3 パネルだけでちゃんと固定されるか心配でしたが、今のところ無事に倒れてくることもありません. でも、心配でしたら、どうせ裏側で見えないし、両側のパネルを紐のようなもので2ヶ所ほどつないでおくといいかもしれませんね. 


(7)あ、そうそう Rain Barrel 用の上下の蛇口部分(上のは over flow 用)は、後でパネルの位置を決めてから、小さめののこぎりで切ってスペースを開け、アクセスできるようにしました.


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