Jun 23, 2010

ナーサリー: Roller Shade 作り

ナーサリープロジェクト続きます…


我が家のナーサリーには、窓が2つあるのですが、当初はここに Roman Shade を作って、それとレースのカーテンという組み合わせにしようと思っていました.

ところが… 調べてみると、Roman Shade の裏側にある string の間に頭を突っ込んだりして、乳幼児が死亡する事故が何件かあり、 Roman Shade はナーサリーには向かないことを発見…

カーテンにしようかとも思ったんですが、生地は Roman Shade 用に買ってしまっており、カーテンにするには足りないし、見た目の好みなどいろいろ考えた末、 Roller Shade を使うことにしました.


Roller shade でも、string を引っ張るタイプがありますが、私が選んだのは、string は一切なし. ばねを使ったタイプなので、引っ張ることで shade を上げ下げできるタイプです.


ただ、 たかが Roller Shade とはいえ、かわいい布地タイプのものを購入しようとすると、結構お値段が張ります…

既に、布地も買っちゃったし、どうしたものか? と悩んだ末、思いついたのが以下の 市販の vinyl roller shade を使った mod です.

材料費は、約 $25/shade とリーズナブルで、自分の好きな布地を使えるし、おすすめです♪

(ただし、この shade がどれくらい長い期間 壊れずに使えるか… そこが気になってます…)


Roller Shade Makeover

材料 (w35 1/2'' x h53'' の窓、inside mount 用)

- 市販の vinyl roller shade. $5/shade
   (私は 幅 37 1/2'' x 長さ 60'' のものを Lowe's 購入して、お店で幅を 35 1/4'' に切ってもらいました.)

- roller shade 取り付け用金具. $1.00/set

- フランネル生地 (35'' x 55'') $5.00/yard

- 好みの布地 (35'' x 55'') $9.00/yard

- Fabric adhesive spray(布地用スプレーのり)

- Fabric glue (布地用のボンド)


作り方

1) まず、 roller shade を取り付けたい窓の上部、両側に 取り付け用金具を設置し、お店で必要な幅に切ってもらった shade を吊るして、 shade がきちんと機能するかを確認します.


尚、この際に、roller shade の直径が、フランネル+表面に使う布地を貼り付けることで、2-3倍に膨れ上がることを考慮し、金具を設置するようにしてください. 私の場合は、窓の内枠から 1''強下げて、金具を設置しました.





ちなみに、この金具、安いだけあって、かなりチープな nail(釘) がパッケージに入っていますが、この小さな釘では強度に問題があると思ったので、私は 手持ちの screw (ネジ)を使って固定しました.


それがおわったら、shade を一番下まで下ろし、長すぎる場合は、 どれくらいの長さにしたいのかを決めて印をつけます.






2) 通常、shade の一番下にはプラスチック製の細長いおもり棒が入っています.

 まずはこれを取り出し、上記で印をつけた長さに 1''-2'' プラスした長さに vinyl シートを切ります.

この余分に取った 1''-2'' は、新たに shade の一番下に、おもり棒をいれるポケットをつけるためです.





vinyl sheet を切ったら、ミシンのジグザグ縫い機能を使って、このおもり棒をいれるのに必要な幅を確保し、その外側を縫います.  縫い終わったら、おもり棒を元のように入れておきます.











3) 次に、フランネルと表面に使う布地を必要なサイズに切る作業を行います.


今回、私がフランネルを使うことにしたのは、特に冬の時期、shade に防寒機能をつけたかったからですので、それが必要ない場合は、フランネルの部分はスキップしてしまって構いません.

ちなみに、防寒機能には、フランネル以外に、薄手のフリースや、シルバーの 防寒 lining 素材が入ったものを使うという手もあるかと思います. ただあまり厚手の素材だと、roller を巻き上げた時に直径がすごく大きくなってしまうので、ご注意を!





フランネル生地は、vinyl shade の幅より 両側 1/4'' くらいづつ短め、長さは折り返し分 1''-2'' 余分にとった上で裁断します.

一方、表面に使う布地の方は、 vinyl shade の幅より両側 1/8'' くらいづつ長め、長さは折り返し分 2''-3'' 余分にとってください.

また、切る前に、布の端のほつれを防ぐために、それぞれの辺につき、二つ折りに必要な分(1/3'' 程度) 余分にとってから、切るようにしてください.










裁断が終わったら、表面に使う布地のそれぞれの辺を、アイロンを使って二つ折りの線をつけ、その上からミシンで縫っておきます.








尚、上記作業が終わったら、フランネル、表面に使う布地共に、以下の写真のように 細長い芯に巻いておくことをおすすめします. この作業をしておくと、後で布をスプレーのりの上から接着させるときの作業が、ぐーんと楽になります.

私は、上記で切り取った余りの vinyl sheet を丸めて芯にして使いました.













3) 上記ができたら、いよいよ組み立て作業開始です!

まずは、shade を広げた状態のサイズと同じかそれより大きく、平らなスペースを確保してください. スプレーのりを吹きかけた後、フランネル、そして布地を張り付けていく際に、下がガタガタだと shade の表面までガタガタになってしまうので、あくまでも「平らな」スペースを探してくださいね.

次に、換気の良い場所(屋外が一番良い)に、 roller shade を持っていき、 fabric adhesive spray をまんべんなく吹きかけます.


尚、この手のスプレーを使う場合には、屋外で、さらにしっかりマスクをして行うことをおすすめします(吸い込むと有害なものが入っている場合が多いため).

こつとしては、あまり一ヶ所に集中して吹きつけるのではなく、 vinyl sheet から 6''-7'' 離して、薄めにまんべんなくスプレーを吹きかけること. 後から見渡して、足りなさそうなところにはさらにスプレーを吹きかけます.


4) スプレーをし終わったら、確保しておいた平らなスペースに shade を移動させ、まっすぐに伸ばして置きます.

Shade の一番上の部分に、2) で芯に巻いておいたフランネルの端を軽くのせ、まっすぐに設置できたかを確認したら、指で上からしっかり押さえて、接着させます.

その後は、片手で芯にまかれたフランネルを少しづつ広げながら、もう1つの手で丁寧にシワにならないように伸ばし、数インチづつ接着させていきます. 



もしシワができてしまったら、すぐにはがせば、大抵の場合はまだやり直しが可能です. 時間が経てば経つほどやり直しはできなくなってきますので、細心の注意を払って作業を進めてください.

shade の一番下までたどり着いたら、とりあえず折り返し部分はそのままにしておきます.




もう一度両手を使って、shade 全体をフランネル布地の上から平らに伸ばしながら、上下左右の端部分で、のりが足りないところがないかを確認します. 

必要に応じて、fabric glue を使って、足りない部分も vinyl sheet にしっかり接着させるようにします.








5) ここまでできたら、あと一歩.

上記と同様に、今度はフランネル布地の上から、スプレーのりをまんべんなくふきかけ、表面に使う布地を同様に、シワができないように接着させていきます.

個人的には、シワ1つなし…の状態に仕上げるのは結構難しいなぁと感じました. 特に、のりが乾いてくるとどうしても布が縮んで細かいシワができてしまいます(これを防ぐ、なにか良い方法はあるのかな?)

なので、特に初めてこのプロジェクトをする場合には、無地の布地を使うよりは、柄物の布地を使った方が細かいシワが目立たなくて良いかな?と思います…(笑)



こちらも同様に、両端、上下部分で、のりが足りていなければ、fabric glue を使ってしっかりフランネル/vinyl sheet に表面用の布地を接着させてください.







6) あとは仕上げのみ!

一番下に残してある折り返し部分の始末をします.

まずは、フランネル生地を、表面に使う生地より 1/2'' ほど短く切ります. その上で、両者を shade の裏側に折り返し、fabric glue を使って、裏側にしっかり接着させます.





これが終わったら、15分~30分くらいこのままの状態にして、のりを完全に乾かします.

乾いたら、写真のように上からぐるぐると巻き込んで、ロール状にします.

右下の写真のように、2枚の布地を足したことで、結構直径が大きくなりました.














そして、窓のところに戻り、取り付けておいた roller shade の金具に shade を設置して、再度 roller がうまく動くかどうかを確認して出来上がり! です.
























7) おまけ…

roller shade が巻き上がった状態も、一番下まで下ろした時にダンボールの芯が見えている状態も、あまり美しくないので、その部分を隠すために以下のような細工をしました.






Balance 作り

材料

- (奥行き) 3/4'' x (幅) 窓の内枠の長さ+1'' 位 x (高さ) 2'' くらい の木材
- 余りの共布(幅: 窓の幅+3''-4'' x 長さ: 10'' 位)
- staple gun


作り方

7-1) 余りの共布を巻き上げた状態の roller shade の上におき、どれくらいの長さが必要かを決めます(私は表から見た部分を 高さ 7'' x 幅 38 3/8'' にしました).

また、左右両端から木材が見えないように、木材の幅+αを足してください.

左右両側と下側に、ほつれ防止のため 三つ折りにするための長さを足して、布地を切ります.

ミシンで、この3辺の三つ折り部分を縫い押さえておきます.











7-2) staple gun を使って、木材に 上記の布地を止めていきます. 

止める場所は、表面に staple が見えないように、木材の上部、そして裏側が良いと思います.

尚、この時点では、木材の両端を隠す部分はそのままにして、staple では止めないでおきます.











7-3) staple で止め終わったら、表面に出る部分の布地をめくって、ドリルで小さな穴を 2ヶ所開け(いきなり screw をドリルでねじこんで、木材が割れてしまうのを防ぐため)、そこに長めの screw を1つづつ軽く取り付けます.











その後、roller shade を取り付けた窓の窓枠上部の中心と、この木材の中心を合わせ、バランス布地がちゃんと roller shade を隠す高さにあることを確認した後、このネジを窓枠に届くまでしっかり締め、バランスを窓枠上部に固定します.











7-4) 布地を下ろし、両脇のひらひらしている部分を、staple gun で止めれば バランスの出来上がり♪











Before
After

Jun 21, 2010

ナーサリー: pendant ランプ

今週いっぱいは(たぶん)仕事が入らないと思うので、「この間に!」とまたもう1つナーサリープロジェクトをやっつけました.

今日のプロジェクトは、 Changing Table/Chest と Wingback Chair の間につける ペンダント式のライトです.

以前書いたように、 夜の間におむつ交換する際、また Wingback chair に座って本を読んだり、寝かしつけたり?する際に使えるように…という目的で、上記の位置にライトが欲しいと思っていました.







フロアランプでもよかったのですが、なんせ狭い部屋なので、少しでも床に置くものは少なくしたい…ということもあり、ペンダント式にしました.












簡単 ペンダント ライト/ランプの作り方 材料

-ペンダント式のライトキット

私は、world market というお店のコードが透明なものを気に入って使っています. スイッチもついているので便利です(1セット $9.99).

他には、IKEA でも $4.00 位で買えます.





- ランプシェード

中古品でも新品でも良いです. ただし、ランプシェードの内側の作りが、上記 ランプキットを使えるタイプかどうかを確認することを忘れずに!

以下の写真のうち、左側の大きめのリングがついているタイプを探すようにしてください. 

右側のタイプは、table lamp には使えますが、上記キットを使ってペンダント式にすることはできません(細工すればできなくはないけど、面倒くさい). ちなみに、library 用にカスタマイズしたランプシェード(その時の記事はこちらから)は table lamp 用だったので、右側のタイプでした.











- 天井用フック

これは上記 ペンダント式ライトキットについてくる場合もあります.





- 好みの布地

 今回、私は買ったシェードそのままで部屋に雰囲気に合ったので、あえて布地は使いませんでしたが、シェードをドレスアップしたい場合は、好みの生地を Glue で貼り付けることで、かなり雰囲気を変えられます.

- 飾りトリム(好みで)

今回は、私は購入したシェードをほぼそのまま使いましたが、ちょっとだけ雰囲気を変えるために、先日 crib skirt に使って余っていた 白いボンボンのトリムを使いました.

シェードの円周分必要.





- Fablic Glue (glue gun でも可)



作り方

1) まずは、材料を揃えます.

今回、私はいろいろなお店を回ってみたのですが、なかなか気に入ったものが見つからず...

やっと Target で良いのが見つかった!と思ったら、内側のリング部分が、この world market で買ったランプキットには小さすぎて、使えず…(残念)

そんなこんなで、今日ふと立ち寄った Thrift shop (2nd hand shop) でこのシェードを見付けました.



なぁんと、お値段 $2.99!!

汚れもほとんどないし、たばこの匂いなどもなかったので、当初考えていたドラム型のシェードとか違う縦長のものになりましたが、このシェードを使ってみることにしました!





2) 好みの布地をシェードに張りたい場合は、こちらの記事をご覧ください.

 今回は、私は上記シェードの色は気に入ったものの、もう少しドレスアップしたかったので、 手持ちの白いボンボンのトリムを Glue で裾部分に取り付けました.


作業はとっても簡単♪

fablic glue もしくは glue gun をトリムに絞りだし、順番にシェードの下部分にくっつけていくだけです. あまり glue をつけすぎると染み出してきて、作業もしにくく、仕上がりも汚くなるので、ご注意を!





トリムをぐるっと一周付け終わったら、指でしっかりなぞりながら、隙間なくシェードに接着させ、クリップなどで乾くまで止めておきます.

















3) あとは、組み立てのみ!

シェードの内側にあるリングに ランプキットを設置し、電球を入れるだけです!

あ、あとは天井に 天井用のフックを取り付け、ランプキットのコードの長さを調節して、好みの長さにしてから天井から吊るします.







消灯時
点灯時

消灯時
点灯時



ちなみに、下から覗いたらこんな感じです♪










私は 40W の電球を使いましたが、このキットだと最高で 60W の電球まで使えます.

ちなみに、夜眩しすぎないように…ということで、私はたまたまうちにあった dimmer cord を併用し、明るさを調節できるようにしました.





この dimmer cord、hardware store などで $12-$15 くらいで売られています(IKEA なら $8 くらい) .

dimmer についてくるプラグを壁に差し込み、dimmer のプラグにランプシェードキットのコードをさらに差し込めば、 dimmer ランプの出来上がりです♪

ちなみに、 energy saving のために最近よく見る fluorescent light bulb ですが、普通の fluorescent bulb は dimmer に使えませんので、dimmable タイプのものを使うか、昔ながらの丸い電球を使うようにしてください(まだ、dimmable の fluorescent bulb は高いみたいだけど…)