
残りは、仕上げ作業のみとなりました.
ざざーっと説明してまいります.
キャビネットの設置
今回、トイレットペーパー収納用と、タオルや掃除器具収納用の2つのキャビネットを設置しました.
いろいろリサーチの上、IKEA の Kitchen cabinet を採用.値段はリーズナブルな上、2つのカスタムサイズのキャビネットのドアをお揃いにしたかったため、様々なサイズが揃う IKEA kitchen cabinet に辿り着きました.
トイレ上は、幅 18'' x 高さ 24'' のフレームを 1つ、大きめの収納キャビネット用には 幅 18'' x 高さ 30'' を2つ を土台に、その上に 幅 36'' x 高さ 39'' を載せて、1つの大きなキャビネットに仕上げました. 全て、奥行きは 12'' (wall cabinet用) です.
下段は、引き出しを入れて、石けん、ドライヤー、bath salt、掃除器具などをしまえるように…
ドアのスタイルは、いろいろな種類があるので迷ったのですが、予算と色の両方から NEXUS - yellow brown. ハンドルは 定番ですが LANSA にしました.

今回はバスルーム内のスペースを確保するために、壁に埋め込むようにインストールしました. これには、フレーミングの段階で、それぞれのキャビネットより少し大きめのサイズに 2x4 木材でフレームを作っておきます. 本来なら壁に rail を取り付けて、それに架けるようにするのですが、壁埋め込み (recess) にするために、フレームの側面パネルを長めのネジで、4-5箇所づつフレームにしっかり固定しました.


ドアのインストール
ドアは、市内の salvage store で見つけたドアに、近くのドアを売っているお店で jamb (ドアの枠)、hinges、ドアノブ用の穴などを全てつけてもらい、それをインストールしました.
基本的には、スタンダードサイズの 幅 30'' x 高さ 80'' を購入しましたが、床に張ったタイルの高さなどを考慮して、1/4'' ほどドアの下部分をカットしてもらいました.
また、今回ペンキもステインも塗らず、そのままの木の色を活かすようにしましたが、バスルームはどうしても湿気があるので、事前に sealer を2回塗っておきました.


トイレの設置

一般的には、日本でもお馴染みの TOTO が大人気のようですが、結構お値段もはりまし、一部「静がでいいけど、流れがいまいち」…というレビューも.
我が家は、結局 American Pride 社の Cadet 3 シリーズにしました. $150 - $180 前後で購入でき、 Home Depot や Lowes でも見つけることができます.
トイレのインストールの細かい作業については、ここでは省きますが、ここ や ここ に詳しく説明されていますので、参考にしてみてください.
夫は、これで 3回目でしたが、1時間弱でインストール終了できました. 思ったほど難しくないようです.
シンクの設置
この pedestal sink は、craigslist を通して、きれいめな中古を購入.
なるべくシンプルなデザインで、高さが 33'' 以上あるものを探しました (私も夫も 170cm 位あるので、あまり背が低いものだと使い辛いかと思って…)
この手の pedestal sink の設置で重要なのは、フレーミングの時点で シンクをボルト/ネジで固定する先の 2x4 木材をちょうど良い高さに設置しておくことです.
これがないと、drywall では シンクに人がもたれたりした場合、その重さに耐えられません. こことっても重要.

シンクについてきた3つの穴の間隔が狭めのタイプだったのですが、このセットならばそれでもインストールできそうだったので.
それ以外だと、このような(←クリック) ベース部分がくっついたタイプでないとこの間隔の穴の場合にはうまくインストールできないので購入前に、ちゃんと穴と穴の間隔を測ってくださいね!


インストール手順
(1) シンク用の faucet セット(蛇口)を シンクの3つの穴に合わせて、固定します. これは faucet によっていろいろなので、マニュアルを見ながら行ってください.
この時点で、faucet の下部分から 壁にある 水/お湯の元栓へつなぐためのパーツも必要となります.
この plumbing 作業については、ここやここを参考にしてください.
(2) 次に、pedestal 部分を壁の中心に合わせ、その上にシンクも乗せて test fit します. ここでは、シンクの背面がちょうど壁にぴったりくっつくように pedestal の位置を調整します.
場所が決まったら、pedestal の底辺に 透明か白色のコルクを絞りだし、タイルの上に最終的に設置します.
pedestal によっては、床にボルトで固定するための穴が開いているものもありますが、我が家のはそれがなかったので、コルクのみで固定してあります.
(3) シンクと pedestal が接触するところにも軽めにコルクをつけた後、シンクを pedestal の上にのせ、シンクの背面 下方にある 2つの穴から ボルト/ネジを壁に向かってドリルで取り付け、シンクをしっかり壁に固定します.
タブ蛇口、シャワー器具の設置
タブの蛇口には、ちょびっと奮発して Grohe というドイツの会社の製品を購入しました.
購入先は、その名も Faucets4cheap.com (笑)
でも、これまで探した中では、ここが一番 Grohe 製品を安かったです.
ちなみに、この Volume Control Trim (ハンドル) の背後には、Volume Control Valve (下の写真3枚目) なるものが隠れています. この Valve は、事前に plumbing をインストールしている段階で、水/お湯の copper line につなげておく必要があります.



一方、シャワーの方は、Grohe のは高すぎたので、なるべくハンドルのデザインの似たものを探しているうちに Danze 社の Parma シリーズに辿り着きました.
ちなみに、この Trim (シルバーカラーのきれいな方)よりも、Valve の方が高いし重要.
特に、今回は 下のダイアルでお湯の温度を設定し、上のハンドルで水量を調節する Thermostat 付き valve が必要でした. これも、上記同様 plumbing の段階でインストールしておく必要があります.
両者とも、Trim のインストールは非常に簡単. 基本的にはネジに反ってぐるぐると回してぴったり固定させるだけですが、挑戦する場合は、一応マニュアルを見ながらやってくださいね (笑).


TP ホルダーと タオルフックの設置
こちらは、dry room に設置した トイレットペーパー ホルダーとタオルフックです.
シンク用の faucet と同じ Danze 社の Parma シリーズから選びました.
ローカルのお店でも買えたんですが、Amazon の方が断然安かったので、オンラインで購入しました(このサイト最上部の「おすすめ」タブから商品を見ることができます).
これらのインストール用にも、実は事前に フレーミングの段階で ネジを固定するための 2x4 木材をいくつか壁の中に取り付けておきました. そうしないと、drywall にネジをしたくらいでは、すぐにグラグラになってしまいます.
drywall をインストールしてしまうと、その 2x4 木材の場所がわかりにくくなるので、壁を閉じてしまう前に テープメジャーで 床から何インチ、壁の端から何インチか? と測って、デジタルカメラでその写真をとっておくと後で便利ですよ.


Trim の取り付け
まずは、トイレ横につけた 細長い窓の周りに、仕上げの Window trim をつけます.
窓と壁の距離が結構あるため 少しグレードが上の表面がつるっとした plywood を買ってきて、それを必要な長さに切って使いました. インストールする前に Primer 2 coats + 白ペンキ 2 coats を塗って、しっかり乾いてから finished nail で取り付けます.
その上から、salvage store で見つけた window trim を 45 度アングルに chop saw で切り、 drywall と 上記 plywood の端を隠すように finished nail で取り付ければ出来上がり!


同様に、ドア枠の周り、キャビネットの周り、フロア周り (床と壁との間) にも、それぞれの trim を取り付ければ、やっと部屋らしい部屋に出来上がり♪
さて、次回は最終編です!
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