Dec 15, 2009

2nd バスルーム (7)

さて、タイルで wet room の床と壁、dry room の床を仕上げます.


今回は、あらゆるところに 壁の凹凸などがたくさんあったので、夫の従兄弟の知り合いがたまたまタイル業者で、私たちの近所に住んでおり、彼にお願いすることにしました.

 プロセスとしては…

 (1) シャワーの排水口にむかって水が流れていくように wet room の床にコンクリートで傾斜をつける (この際、防水用のシートなどもインストール)














 (2) 壁部分に cement board をインストールする(タイル張りの土台となります)













 (3) 床タイルのインストール.













 (4) 壁タイルのインストール (シャンプーなどを入れる Niche にもタイルをはってもらいました)

尚、この壁タイルを入れる直前に、glass block 2つをタイルコントラクターがインストールしてくれました.

ちょうどタイルを張ったときに、それと glass block の表面が flash (同じ高さ) となるように計算してインストールしたそうです.




















一方で、dry room のシンク上、medicine cabinet の周りは、私が緑のガラスタイルをインストールしました.

 プロセスとしては、以下のような感じでした.

(1) すぐ横に来ている ベージュのタイルに比べ、この緑のガラスタイルの方が数ミリうすかったため、両者を同じ高さにするために、まずは土台部分を thinset で数ミリ分持ち上げ、一晩乾かしました.

tips としては、後日 タイルをインストールするために使う thinset が表面にくっつきやすいように、trout で (右下の写真) ギザギザをつけておくこと.

あとは、周りの壁、天井、タイルに thinset がつくのを防ぐために blue tape をきちんと張っておくことでしょうか.















(2) 翌日、いよいよタイルのインストールをしました. 
  
  この手の小さめのガラスタイルは、個々の小さなタイルごとではなく、12'' x 12'' の sheet で売られていることがほとんどです. 既に sheet 上にちょうど良い grout の幅をあけてタイルが並べられているため、インストールの時間がずいぶん削減されます.




 ただ、medicine cabinet の周りは 12'' 以下のところがほとんどだったので、この sheet を必要な幅/長さに切って使用しました.

 ガラスタイルは、tile saw で切ることができますが、どうしても両端が欠けやすいという欠点があります. tips としては、(1) ゆっくり時間をかけて切る (2) blue tape などを切り口に巻いて、その上から切る…くらいでしょうか.



 尚、ガラスタイルを使用するため、ある程度下地の色が透ける可能性があり、thinset には白っぽいグレー色を選びました.

また、タイルをインストールする際に、Float などを使って、上からぎゅっとしっかり押し付けることで複数のタイルが形勢しがちな凹凸を防ぐことができます.

全てのタイルをインストールし終わったら、先の細いマイナスドライバーなどを使って、grout line 部分 (タイルとタイルの間)にはみだしてきた thinset を、固まってしまう前のこの時点できれいにとっておくことをオススメします.

これをやっておくと、翌日 grout を入れる際に非常に楽だし、きれいに仕上がります.













この状態で一晩また乾かした後、仕上げの grout を入れます.

今回、grout color には、すぐ隣りに使っているベージュのタイルと同じ色 canvas という白いっぽいベージュを選びました.

grout をバケツに入れて水と混ぜ、ちょうど良い固さ (ピーナツバターと同じくらいの固さが目安)に練り上げます. このように小さなエリアなら良いですが、広いスペースに grout を入れる場合は、一度に大量に作ると途中で乾いてしまうこともあるので、いくつかのバッチに分けて作ると良いデス.



基本的には、Float (右下の写真) で grout をタイルの上からまんべんなく伸ばし、隙間に grout を入れていきます. タイルに対して 斜め 45 度の角度に Float を持った状態で伸ばしていくと良いです.











隙間なく grout が入ったことを確認したら、今度は 固く絞った大きめのスポンジでタイルの表面を拭いていきます.

この作業は、grout がタイルの表面で固まってしまう前に行う必要がありますが、あまりスポンジがしめっていると grout に入り込んで仕上がりが悪くなるので気をつけて.

スポンジに grout がついた状態で拭いても、また他のタイルにそれが付いてきれいにならないので、スポンジはこまめにすすぐ方が良いです. なんどかこの作業を繰り返すことで最終的にタイルの表面もきれいになっていきます.















さて、こうしてなんとかタイルを全部張り終えた状態が、以下の写真デス.





















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