最近(?) の日本では、ボタンで温度設定をすれば、自動的にお湯をはってくれ、あふれる前に適量でちゃんと自動的に止まってくれたりするようですが、アメリカには日本のようなお風呂文化がないため、そのような製品はほぼ皆無… (あったとしても、とても高いです).
そこで、せめて「追い焚き」効果が欲しいねぇ~といろいろ探してみたのですが…

ただ、我が家は夫婦そろって、静かなお風呂好みで「ジャグジー機能はいらな~い」派でして、そうすると選択肢がかなーり減りました…(涙)
一方、ガスの瞬間湯沸かし機みたいなのをつければ、アメリカにもリンナイかどこかが進出していて、追い焚きのできるお風呂も夢ではなかったのですが、我が家は今のところ ガスをひく予定がないので、これも却下…
そんなこんなでいろいろ探すうちに、今回 MTIという会社が作っている "WYNDHAM 1" というタブを見つけました (spec はこちらから).
日本のように、追い焚き用に温度設定や、何分追い焚きするかをボタンで設定することができないのですが、まぁこれが我が家の予算内でできる最良の選択ではないか..という話になり、このタブに決定.
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さて、いよいよバスタブの設置です.
今回、窓の外に箱庭を作り、外の眺めも楽しめるようにしたい…ということから、タブの高さをなるべく窓の高さに近いところまで持ち上げようということになりました.
ただ、あまり高くしすぎると、タブへの出入りがしづらくなり、滑って怪我…なんてことになっても困るため、最終的には 4''-6'' くらい上げることに.

モルタルを水と混ぜ、それをボンド代わりにしてコンクリートの床とブロック、ブロックとブロック間を接着. 土台を作りました.

まずは、フレームが3方向全て水平に立っているかを laser level を使って再確認.
次に、タブを test fit した後、コンクリートブロック台の上にもモルタルを塗り、最終的に固定しました.

Shellac はそもそも wood finish 剤なのですが、これを塗ることにより、将来タブを交換しなければいけなくなった場合など、モルタルからタブ全体を剥がしやすくする効果があるそうです.
たしかに、モルタルにしっかりくっついてしまうと、取り外すのが大変そうですもんね…
さて、こちらが完成図. 無事に水平/垂直にきれいにタブが収まりました.
尚、念のためタブの3側面についている nailing fin にいくつか穴をあけて、錆びないタイプのネジを 4-6箇所につけました. こうすることで、タブがぐらぐらと動いてしまうことを防止でき、将来この上にインストールするタイルにひびなどが入るのも防げます.


この後、最終的に、タブの手前にもフレームを入れ、タブ部分は終了!
ちなみに、私たちがこの作業で学んだのは…
タブインストールで大事なのは、タブの重みは「底」で支えること. 決して、重みをタブのへりの部分で支えるような構造にしないことです. これを徹底しておかないと、お風呂を使うにつれて、タブ周りが崩れてきてしまい、水漏れなども同時に引き起こすことになってしまいます.
次回は、いよいよドライウォールのインストールです!
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