Feb 20, 2010

Mason Bee Box の作り方

先ほど Orchard mason bee について書きましたが、

このポストでは、mason bee 用の nest を設置するのに使う 屋根付きの巣箱の作り方を紹介します.






材料

□ 1x12 木材 (我が家は、バスルームの取り壊し作業の際に取っておいた、古い cedar パネルを使いました)

□ galvanized nail/screw 10-15本くらい(さびにくいものがベストですが、なければ普通の nail/screw でもOKです)

□ Chicken wire もしくは類似品(5/16'' 以上< 穴の大きさ < 鳥が頭をつっこめない程度の大きさ)


道具


□ 木材を切るためのツール(我が家は Skill Saw を使いましたが、時間はかかりますがノコギリでもいいし、お店でサイズを指定して切ってもらうこともできると思います)

□ screw を使う場合は、電動ドリルがあると便利. nail の場合は、ハンマーがあればOK.

□ Stapler (chicken wire を木枠にとめるため. U字型のnail を使っても良い)





作り方

□ まず、以下のレイアウトを参考に、木材を切ります. 

 尚、今回我が家は、後方に向かって屋根用のスロープをつけ、後で nest を足せるように、少し高さに余裕をもって大きめに作りました. お手持ちの nest の大きさに合うように、寸法を変更して作ってくださいね.









□ 木材が切れたら、あとは基本的には screw または nail で組み立てていくだけです.

  まずは、背面のパネルと底のパネルを screw/nail 2本ほどで 90度に固定します.

  次に、サイドパネルをそれぞれ 背面&底パネルに固定し、最後に屋根パネルをつけます.








□ 本体が終わったら、今度は ネット付きのドアを作ります.

 こちらは、細めの木材でまず 長方形のフレームを作ります. 本体の入り口部分より数ミリ小さめに枠を作ってください. 4本を 細めの nail で固定します.

 枠ができたら、chicken wire など手持ちの wire net を木枠より少し大きめに切り、木枠の内側にはめ込むように四方を折り込みます. うまく木枠におさまったら、内側から stapler などを使って、木枠に wire をとめていきます.

 尚、一般の chicken wire では少し穴が大きいかな?と思ったので、今回 2枚の chicken wire を少しずらして重ねることで、穴のサイズが半分くらいになるようにしました.

 逆に、あまり穴が細かすぎると、肝心の mason bee が出入りできなくなってしまうので注意してくださいね(笑)




 □ 手持ちの hinge があれば、それを使ってドアを巣箱本体に設置します.

  今回我が家は手持ちはなかったので、はめ込み式のドアにしました.


  (1) ドアをはめ込んだ時に奥に入りすぎないように、stopper として、屋根&底パネルに 2本づつ screw を埋め込む.









  (2) ドアがはずれないようにするために、釘を巣箱の外に 1/3 くらい打ち付けた後、90度に曲げて、簡易ロックとして使う.




 

 

 



  (3) ドアを取り外ししやすいように、手持ちの 先が丸いネジを両側に埋め込んで、取手代わりに.

 □ これで作業は終わり! 次は設置です. 

  前回の記事に書いたように、朝~ 2pm くらいまで日が当たる東向きのロケーションを探します. 木の幹でもいいし、軒先でも構いません.

  我が家は以下の写真のように、Trellis の一角に設置しました.

  尚、Mason Been コクーンの入っているブロックは sensitive なので、落としたり揺さぶったりしないよう、まずは巣箱を空の状態で設置してから、そっと nest をその中に置いて、ドアをしてくださいね.


  










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