Nov 7, 2010

家作り : Chicken Coop 編

きょうこさんのリクエストに答えて、今日は Chicken Coop の作り方についてです :)




まずは、土台(foundation)作りから.

通気性よく、また雨が床部分に浸み込まないように、コンクリートブロックを使って、地面から 6''-12'' ほど持ち上げてから、フレームを作りはじめます.

我が家は、リサイクルストアでコンクリートブロックを 6つみつけ(写真では4つだけど後で追加しました)、それらの上に、手持ちの 2x4 木材を渡して、床のフレームを作りました.

床材は、近所の motorcycle ストアから Free でもらってきた wood pallet をばらして再利用.


Walls up! 壁部分も、上記 wood pallet の枠を再利用し、床の枠に使った 2x4 木材に screw で固定しました.

Chicken Coop なのに、

なかなか素敵な wood floor♪


屋根フレーム

屋根用フレーム作りにはちょっと苦労しましたが、なんとか手持ちの材料を使ってできるところまで作りたかったので、これまた wood pallet の枠を 斜めに切って、L 字状にしたものを壁の木材に固定しました.


巣箱作り

巣箱は、合計3つ. 手持ちの薄いめの plywood を使いましたが、4年経った今も無事壊れることもなく、きています.

ポイントとしては、巣箱は少なくとも 2つ以上作ること. なぜだかわかりませんが、ニワトリたちが好む巣箱とそうでないものがあり、またそれもシーズンによって変わったりするので…

また、巣箱は床よりも少し上につけた方がいいみたいです.

手前は巣箱に入りやすいように、でも中の straw が落ちてしまわない程度に低めに. 後ろ側は、もう少し高さが必要ですが、外から卵を収穫しやすいように、壁の木材との間にスペースをとっておくと良いです.


実は、この chicken coop 作りは、我が家の初のリモデルプロジェクトであった kitchen remodel の直後に行いました. 

「できる限りリサイクル品で作りたい!」ということで、chicken coop の壁材は、remodel の際に取り外した、古い 65年もののキッチンキャビネットの backing を使いました(なので、こんな古びた赤色なのです…汗)


屋根

さて、屋根なんですが、残念ながら手持ちの plywood では小さすぎたため、仕方なく 屋根のために plywood を購入しました...

結構重いので、ちょうど良い大きさに切った後、screw でしっかりと何か所も 屋根のフレームに止めていきます.


卵収穫用ドア

わざわざ coop の中にもぐり込まなくても、外から立ったまま卵を収穫できるように、coop の横壁に egg collecting door をつけました.

素材は、手持ちの plywood. リサイクルストアで見つけたハンドルと hinge をつけて開閉しやすく. また、predator が簡単に開けて入り込めないように、フックも取り付けました.

ついでに、市内のリサイクルストアで見つけた細長い窓(もともとキャビネットのドアだったのかも?)もインストール. これで、日中、こちらの壁から日の光が coop 内に入ります♪

反対側の側面には、引っ越してきた時に basement で見つけた古い窓を入れました.

結構大きめの窓なので、毎回わざわざドアを開けなくても、この side window から coop の中の様子を見られて便利!


壁のペンキ塗り

County のリサイクルストアで Free で入手できる mix paint で壁を塗りました. 今回は無難にベージュで.


屋根の準備

chicken coop とはいえども、水漏れ対策はきちんとしないと!ということで、これまた 以前の house owner が garage に置いていった古い tar paper を plywood の上に staple でとめます. 複数枚使うときは、下からはじめて、次のシートはその上に重ねるようにすると、水が入り込みません.


屋根の仕上げ


屋根材は、なんと craigslist で Free で見つけた、普通の家用の shingles. これを 屋根 shingle 用の鋲を買ってきて、ハンマーでインストールしました.


Nice color and 30 years guaranteed!



仕上げ

入り口には、これまたリサイクルストアで見つけてきたドアと hinge を取り付け、フックもつけてロックできるように…

余っていた plywood の切れ端に、庭に置いていた小枝をつけて、階段を取り付けました.

Look! Our first eggs!!

おいしい朝ご飯でした♪



さて、上記は実は Phase #1 プロジェクトでして、以下 Phase #2 に続きます…


2006年の夏までに、計6羽のニワトリ(雌鳥)を飼っていたのですが、約8ヶ月後に 早朝 20 block 先の家から逃げ出した2匹の 秋田犬が、我が家のニワトリを見つけ、フェンスを飛び越して侵入、6羽全てをかみ殺してしまう…という悲しい事件が…

その3ヶ月後、ようやく事件のショックから立ち直った私達. 2007年夏に、またニワトリを飼い始める前に、前回のようなことが起こらないように…と考え、 coop の場所を裏庭の back corner に移し、壁だけでなく天井もフェンスで覆われた outdoor fenced pen を作ることにしました. これで、私達が家にいない時間や、朝/晩にも、ニワトリたちが coop に閉じ込められることなく、この outdoor エリアに出られるようになりました.

さて、以下 phase #2 でしたことです.

Coop の移動

Phase #1 で作った coop を 30 feet 先の、裏庭の角っこに移動させました. ただ、かなり重かったため、大きめの丸太を何本か使い、その上に coop を載せて、丸太の上をごろごろ押しながら、3人がかりで移動させました.


Fenced pen 作り

Post をサポートできるコンクリートブロックを4つ追加し、それぞれに 4x4 木材を post として設置. この角地は平らではないので、 post の長さを調節して、天井部分が平らになるように調整しました. 天井部分には、2x4 材を渡して、 screw でしっかり固定. 

天井、壁部分には、手持ちの wire fence 材を stapleを使ったり、ワイヤーで木材にしばりつけたり、しっかり固定しました.

outdoor pen のサイズは 8' wide x 12' deep x 6' tall.

Predator 対策

「ラクーンなどの predator は、フェンスの下の地面を掘って中に侵入することもある」と聞いたため、我が家は 壁のフェンス材を 3'-5'長めにとり、それを写真にあるように地面に沿わせて、杭で何か所も止めました.

これにより、predator が地面を堀ろうとしても wire fence 材があって、それ以上掘り下げられなくなります.


ドアのインストール

Phase #2 では、fenced pen と coop の間に人が普通に出入りできるサイズのドアを取り付けました.

ドアそのものは 1x4 材で作られているのですが、私達は自分で作らず、craigslist で Free で見つけたものを使いました.

またこのドアの下にも、predator が入り込まないように concrete のタイルをいくつか敷いたり、隙間に丸太を置いたりしてあります.


Coop ドアの追加

角地に移動させた際に、以前つけていた coop ドア以外に、もう1つ外側からアクセスできるドアが必要となったので、これまた リサイクルストアで見つけたキャビネットドアを取り付け、赤いペンキで塗ってみました.

このドアを開けると、すぐ左側に Feeder、右側には Water bucket があるため、えさや水の追加に便利です.



Partially fenced pen の追加

上記の fully fence pen 以外に、夏場もっと日当たりの良い草の上を走り回れるように…と、その右横に60' ほどの細長い pen を追加しました. こちらは、さすがに天井まで囲うことはできないため、昼間のみここに出してあげています.

これで、所謂、free range の卵が収穫できます♪(笑)

ニワトリは、砂浴びをするし、芝を食べたり、虫を食べたりできるので、 fully fenced pen があるとはいえ、このエリアは我が家のニワトリ達には必須です


ミニサイズのドアの追加

上記の fenced area と fully fenced pen の間に、ニワトリ達が出入りできる、ミニサイズのドアをつけました.

材料は、手持ちの 2x4 木材と手持ちの chicken fence. screw を使って長方形の枠を作り、staple で chicken wire をとめるだけ. こちらにも、フックをつけて predator の侵入を防ぐようにしました.

path & flower bed

さて、この新しいロケーションは、家から一番離れたところにあるため、coop にたどり着くまでの Path を コンクリートタイルを 芝の間に埋めて作りました.

また、その左横には、丸太を使って flower bed を作りました. ここには、ラベンダーをたくさん植えて、このパスを歩く時にその香りが楽しめるようにできたらなぁと思っています.


また、coop と 家の間にある garage の裏側に、compost と rain barrel を置いています.

  • Food scraps のうち、野菜やフルーツのくずは warm bin (写真の一番左側)に、それ以外はニワトリ達にあげることで、我が家のゴミの量はかなーり減りました♪
  • coop の bedding には straw を使っていますが、この bedding が汚くなってきたら、yard waste compost (写真中央)に移動させ、枯葉や grass clipping などと混ぜて、これまたコンポストに.
  • Home made compost、我が家の gardening には大活躍です. 引っ越してきたばかりの時には 2'-3' しかなかった桜の木のまわりに巻いたところ、2年後にはこの木が 7'-8' までに成長しました♪
  • Rain barrel (写真右端)は、ガレージの屋根からの雨水を集め、貯めてくれます. ニワトリ達にあげる水や、yard waste compost に水をかけたりするとき使えるので、とても便利です.




さて、最後になりましたが chicken coop/pen の layout です.

2 comments:

Kyoko said...

きゃーーー、ありがとうございます~!!!
しかも、見やすくてわかりやすい~。思わず、オットに見せちゃいましたよ(笑)。来年、実現できるように、がんばります!

あと、来年はキッチンのキャビネットを取り替えようと思ってますよ~。もちろんIKEAが第一希望なのだけど、ダラス郊外まで(片道5時間)なもんで、どうなることやら、なんですけどね。

いやー、ちょっと忙しくて最近はプロジェクトらしいものに手をつけていられなかったのだけど、ふつふつとやる気が沸いてきました~。

chiaki said...

きょうこさん
 
少しでもお役に立てればうれしいです~

実は、うちの coop だけではなく、もう少し他の情報もそのうちまた「第2段」としてまとめようと思っていますので、お楽しみに!

キッチンのキャビネット、組み立ては簡単でおすすめなんですが、たしかに片道5時間ってのはきついですね~ いっそのこと delivery してもらう?ってのもありかもしれませんね~ キャビネットの数にもよるけれど、minivan でないと全部運べないような気がします.

また Kyoko さんのブログにも遊びにいきますね~