
数年前から、我が家のリビングルームの窓から野鳥が見えるように…と、いくつかの bird feeder をVine Maple という木に吊るしています.
最初にえさを吊るし始めてから3ヶ月ほどしてから、やっと鳥達が場所を覚え、今では頻繁に我が家の bird feeder に遊びに来てくれるようになりました(嬉)
今現在は、hummingbird 用のネクターが入ったもの、 正方形に油でかためて売っている suet block, そしてよく見る粒状の bird feed の3種類を吊るしています.
ただ、冬場、雨のよく降るのこの地域では、そのまま吊るしておくと、雨が入ってネクターが薄まってしまったり、bird feed が濡れてカビがはえてしまったり…と、雨対策が必須です.
また、夏場は夏場で、野性のリスが木を登ってえさを食べにくるため、リス対策も考えざるを得なくなってきました.

市販品を買うことも考えたのですが、一般に売られている雨よけ/リス対策のドーム型のものは、効果的なものの、結構お値段が張ります(1個 $20-$40).
そんなこんなで、左の市販品をインスピレーションに、またまた安く手作りできないか?と考え、早速お店へ行って、材料を買ってきました.
bird feeder 雨よけ/リス対策 (rain guard / squirrel Proof)
材料
・プラスチック製のドーム型、もしくはそれに近いもの(直径13'' くらいあると良い) 1つ
・Turnbuckle(小さいもの) 1つ
・ウォッシャー 2つ(なくても良い)
※今回の材料費は $5 弱でした.

ちなみに、turnbuckle ですが、ハードウェアストアで$1.7 くらいで一番小さいものが買えます. 私は今回、片方はフック、もう片方は閉じたタイプのもを買いましたが、手持ちのbird feeder や、どこにひっかけるかによって、両方フックのもの、もしくは両方閉じたタイプのものを買うのも手かと思います.
作り方
1) まずはプラスチック製のドーム型のものの中心に穴を開けます. 大きめの穴をあけると、またそこから雨漏りしてしまうので、なるべく小さめに開けてください.
尚、今回私は室内に植物を置くときに水がもれないようにするために使う軽いプラスチックの受け皿を使いました($1.7 くらい). また、パーティグッズやさんなどに、プラスチックのくす玉を作るためのボール(半球型)が $3-$7 くらいで売られているので、それを使うのも良いと思います. 深さがある程度ある方が、しっかりと雨よけの役割を果たしてくれます.
薄めのプラスチックなので、ちょっと尖ったものをつきさせばすぐに穴があきましたが、もう少し厚手のものの際は、細めの drill bit で電動ドリルで穴を開けるか、地道にきりなどでプラスチックを割らないように穴をあけていく必要があると思います.

2) パーツのネジ部分をはずし、ウォッシャーを1つ通してからプラスチックの容器に開けた穴に通した後、またもう1つのウォッシャーを通してから、パーツのもう一方の方にもとのようにねじ込んでいきます. ウォッシャーがぐらぐらしない程度にしっかりネジを閉めたら、出来上がり!

プラスチックの容器がもっとしっかりしたものであれば、ウォッシャーは必要ないと思いますが、私のようにぺらぺらのプラスチック容器を使う場合は、風などですぐにプラスチックに開けた穴の部分が広がり、壊れやすくなるので、それを防ぐよう補強のために使っています. また、私が今回使ったプラスチック容器は、上が平らなので、このウォッシャーを使うことで、左右に傾きにくくなったような気がします. ドーム型の場合は、あまり大きなウォッシャーは使えないと思うので、補強のために丸く切ったガムテープなどを穴のまわりに張るというのも手かもしれません.



あとは、パーツのフック部分に手持ちの bird feeder を吊るせば出来上がりです!
さて、この試作品、どれくらい長持ちしてくれるでしょうか? また壊れて改善したバージョンを作ることになったら、ここにポストしますね(笑)