今日のシアトルはそれほど寒くなかったのですが、年末日本へ帰る前に、寒い日もあるかと思い、ずっと欲しいと思っていた J-bee 用の手袋を作りました.

これはこれでかわいいのですが、色がいまひとつ J-bee の持っているジャケットに合わないし、なにしろ赤ちゃんがちょこちょこ動かす手と格闘しながら手袋をはめることを考えると、opening がどうも狭い...
これで $15なら、手持ちのフリース布地でもっとはめるのが楽なデザインで作れるかも! ということで、またまたミシンを引っ張りだしました.
作り方: Baby Fleece Gloves (赤ちゃん用 フリース手袋)

(1) 型紙はあいかわらずのフリーハンドです. ミトン型にまずはフリース布地を裁断します. それぞれ左右の手用に2セットづつ.

(2) 続いて、細長い長方形型を2本裁断します. これは、手袋が外れないようにするためのベルト部分です. 赤ちゃんの手に布を当ててみて、必要な長さ(プラスアルファ)分切ります. 幅は、端を折り込む分 (1/4'' くらい)を見込んで切ってくださいね.
(3) まずは、 2 のベルト部分から縫います. 布地を半分に折り、さらに端を中に折り込んで、上からミシンで1本縫います. 表裏にして縫ってもいいですが、細くてひっくり返すが大変だと思ったので私は上からミシンで縫いました.

(4) 次に、ミトンの底辺部(手を入れる部分)を2つ折にして縫います(三つ折りだと尚良いかもしれません).

(5)今度は、ミトンのボディ部分を表を中に合わせて縫います. ただし、この時に、ベルトも一緒に縫い合わせます(以下の図、参照).

(6) 最後に、マジックテープをベルト部分に縫い付けます. 表面積があまり小さいととれやすいかと思い、写真のように、長細く切ってまつり縫いで縫い付けました.
長めだと、ある程度サイズの調整もききやすいかと思います.


このデザインだと、ゴムをつける手間も省け、よく動く赤ちゃんの手にもはめやすいです. またベルトを手首のまわりに巻きつけて留めるので、はずれにくく、どんどん成長する赤ちゃんの手ですがある程度サイズの調整も可能です.
また、opening を大きめに作っておけば、ジャケットの袖の上からかぶせることも可能なので、 取り付けがさらに楽かもしれません!
この簡単にできる赤ちゃん手袋. 布地代は $1 以下でできてしまうし、おすすめです!
おまけ:
J-bee の日本での様子…
白い毛糸の帽子に、黄緑のフリースジャケット、そしてストローラーに乗るときはピンクのブランケット.
結局、あまり手袋の出番はありませんでした…(汗)

